国会トラッカー
国の規制や制度の変化が「検討→閣議決定→成立→施行」のどこまで来たかを、業種ごとに並べた試作です。制作:株式会社NGraph(2026年10月23日時点)。

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成立した法律

農業等における資金ニーズと課題/農業近代化資金の拡充

検討・要望
答申
閣議決定・法案
意見募集
成立
施行
いま 施行済み資料 1件施行 2026.10.01影響 大業種 農林水産
何が変わるか

農家向けの長期・低金利の融資(農業近代化資金)の法律上の借入上限を引き上げ、借りられる相手を広げる(実際の上限は政令で決める)

農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案

経過(古い順)

  1. 成立した法律2026.04.24 法律が成立し、施行済み(2026.10.01)

    農家向けの長期・低金利の融資(農業近代化資金)の法律上の借入上限を引き上げ、借りられる相手を広げる(実際の上限は政令で決める)

    農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案

    以下は AI が原文から書いた解説。各項目を法律案の本文・提出理由と突き合わせ、裏付けが確かめられたものだけを並べている(確かめられなかったものは下にまとめて分けている)。正確な内容は原文で確かめてほしい。

    消える壁・増える義務
    • 民間金融機関:農業近代化資金の貸付額の上限制限が引上げ
    • 農林中央金庫が主たる出資者等の団体・法人:農業近代化資金の貸付対象からの除外が解消
    新しくできること・しなければならないこと
    • 民間金融機関が 農業近代化資金でより高額の貸付を実行できる
    • 農林中央金庫が主たる出資者等の団体・法人が 農業近代化資金の借入ができる
    読み違えやすい点

    法定上限は引上げられるが、実際の貸付上限額は政令で定められ法定額未満となり得る。

    原文で確かめられなかった項目(AIの解説・未確認)13件

    AI が書いたが、法律案の本文・提出理由・審議の抜粋と突き合わせて裏付けを確かめられなかったもの。誤りの可能性があるので、事実として扱わず原文で確かめてほしい。

    • 誰が動くか:農業協同組合
    • 誰が動くか:地方銀行
    • 誰が動くか:信用金庫
    • 誰が動くか:民間金融機関(農業近代化資金の取扱い)
    • 誰が動くか:農業者(政令で定めるもの)
    • 誰が動くか:それ以外の者
    • 誰が動くか:農林中央金庫が主たる出資者等の団体・法人
    • 誰が動くか:都道府県
    • 穴の形(需要):農業者や地域計画の担い手による規模拡大・生産性向上・付加価値向上、物流・加工・輸出、事業多角化に伴う資金需要
    • 穴の形(供給に要るもの):民間金融機関が取り扱う長期・低利の農業近代化資金と、その貸付上限の引上げ(具体額は政令で定める)
    • 穴の形(入りやすい既存):農業者(政令で定めるもの)、それ以外の者、農林中央金庫が主たる出資者等の団体・法人
    • 穴の形(新規の余地):貸付対象に追加された、農林中央金庫が主たる出資者等の団体・法人の利用余地
    • 審議で出た反対・懸念:本改正案は全会一致で可決(#4, #6)。懸念・確認として、林拓海議員が政令による上限制限再設定の有無を質問(#5)、長友慎治議員が個人向け高額融資の不履行時の扱いを確認(#8)、杉本純子議員が長期の上限据置き理由と資金需要の現状を質疑(#13)。
    業種ごとの影響(AI・要点からの一言)
    • 農林水産:農業近代化資金の法律上の上限が引き上げられる(実際の上限は政令で決まる)
    審議の主なやりとり
    • 2026.04.09・衆議院農林水産委員会・鈴木憲和(農林水産大臣)・政府側
      農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農業経営の規模拡大や物流、加工、輸出等の取組の進展等により、農業分野の資金需要は拡大している状況にあります。 さらに、今後、地域計画に位置づけられた者を中心に地域の農地の受皿となる担い手の規模拡大や事業多角化等に伴う資金需要が一層拡大する見込みであります。 このような資金需要に的確に対応する必要があることから、農林中央金庫の農林水産業向けの資金供給を促進するため、本法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、農林中央金庫の目的及び業務の見直しであります。 農林中央金庫の目的を見直し、現行の農業協同組合等の協同組織に加え、その構成員である農林水産業者のために金融の円滑を図ることを追加することとしております。また、現在は農林中央金庫の任意業務とされている会員の構成員たる農… 会議録↗
    • 2026.04.14・衆議院農林水産委員会・平沼正二郎
      ありがとうございます。 先ほども御答弁いただいたとおり、様々効果があると認識をしておりますけれども、今回、貸付限度額の引上げも行われるということで、個人に対しては四千万円から二億円の範囲内で政令で定める額以内、法人等は二億円以内から七億円以内ということでありますけれども、農業近代化資金融通法の改正による貸付限度額の引上げ、これによって、今までなかなかできなかったような投資というのが今後増えてくるのではないかなということを期待をしておりますけれども、今回の引上げによって、具体的にどのような投資がしっかりと行われて、農業の今後の発展に効果をすると考えているのかをお伺いをしたいと思っております。 会議録↗
    • 2026.04.21・参議院農林水産委員会・鈴木憲和(農林水産大臣)・政府側
      農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農業経営の規模拡大や物流、加工、輸出などの取組の進展などにより、農業分野の資金需要は拡大している状況にあります。 さらに、今後、地域計画に位置付けられた者を中心に地域の農地の受皿となる担い手の規模拡大や事業多角化などに伴う資金需要が一層拡大する見込みであります。 このような資金需要に的確に対応する必要があることから、農林中央金庫の農林水産業向けの資金供給を促進するため、本法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、農林中央金庫の目的及び業務の見直しであります。農林中央金庫の目的を見直し、現行の農業協同組合などの協同組織に加え、その構成員である農林水産業者のために金融の円滑を図ることを追加することとしております。また、現在は農林中央金庫の任意業務とされている会員の構成員… 会議録↗
    • 2026.04.23・参議院農林水産委員会・石垣のりこ
      事実上ございませんということで、チェック機能は具体的に法的なものではないということですよね。あくまでも手続上の中でそういうふうに担保されるであろうという御回答ですよね。 農林中金の投融資・資産運用に関する有識者検証会で組織体制が十分に機能しなかったのではないかというふうに問題点も指摘されているわけなので、それで大丈夫だと言っていただくと逆に心配になるわけなんですけれども、一旦、農林中金法の改正についてはここまでで、続いて、農業近代化資金融通法について伺います。 近代化資金融通法の改正で、農林中金が出資した農林水産業の持続可能な発展に資する業務を専ら営む国内の会社への融資も可能になっております。例えば、これまで農業と無縁のAIとかシステム会社が農業分野に進出を計画して農林中金から出資を受けて新たな会社を設立するなど、実績がない企業も融資の対象になりますか。簡潔にお答えください。 会議録↗
    • 2026.04.14・衆議院農林水産委員会・長友慎治
      ありがとうございます。 今回の法改正によって、食料供給の安定化にも寄与していこうということを期待されているとお話がありました。 一方で、融資の規模が大きくなる、JA等では対応し切れない範囲まで融資ができるようにしていこうということに対して、御確認をさせていただきたいことがあります。 農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案では、農業者で政令で定めるもの以外の者、個人に貸し付けることができる最高限度額が、二億円の範囲内で法令で定める額に引き上げられます。もし個人に貸し付けた融資が返済不可能になった場合はどうなるのか、農水省の見解を伺います。 会議録↗
    • 2026.04.23・参議院農林水産委員会・東野秀樹
      ありがとうございます。 私も農林中金の農林水産業の発展に資する更なる取組に大いに期待しておるところであります。 他方、今回の法改正は、農林中金に政策的な役割を期待するためのものであるため、農林水産省においては、農林中金を監督することのみならず、農林中金の取組を後押ししていただくよう、私からもよろしくお願いしたいというふうに思います。 続きまして、農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案についてお伺いをいたします。 農業近代化資金は、農協、信連、農林中金といった農協系統金融機関や地方銀行など、一般金融機関が国や都道府県から利子補給を受けて長期かつ低利の資金を融通するものであります。昭和三十六年の制度設計以来、農業分野における中心的な制度資金ということであります。また、農業近代化資金の貸付額は、昭和五十二年度の総額三千三百九十億円、これをピークに、令和六年度には五百八十一億円まで減少しております。 今般の法改正で、農業近代化資金貸… 会議録↗
    提出理由と施行期日(法案の原文から)

    提出理由:農業者における規模拡大、生産性向上、付加価値向上等を図る取組の進展に伴い資金需要が拡大している状況に鑑み、長期かつ低利の資金の融通を円滑にするため、農業近代化資金について、貸付金合計額の最高限度額を引き上げるとともに、その貸付対象者に農林中央金庫が主たる出資者等となっている団体又は法人を追加する措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。 附則(施行期日):この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

    出典:第221回国会 閣法29・成立 2026-04-24・審議の抜粋↗ ・ 衆議院 議案情報 第221回(閣法29の経過・本文へ)↗