国会トラッカー
国の規制や制度の変化が「検討→閣議決定→成立→施行」のどこまで来たかを、業種ごとに並べた試作です。制作:株式会社NGraph(2026年10月23日時点)。

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成立した法律

農業等における資金ニーズと課題/農林中央金庫における農業金融の強化

検討・要望
答申
閣議決定・法案
意見募集
成立
施行
いま 施行済み資料 1件施行 2026.07.01影響 大業種 農林水産
何が変わるか

農林中金の会員組織に属する農林水産業者への融資などを、農林中金が必ず行う業務にする。地域の農林水産業に役立つ会社の議決権を10〜50%持つ出資は、一定の基準を満たせば、認可でなく事前の届け出でできるようにする

農林中央金庫法の一部を改正する法律案

経過(古い順)

  1. 成立した法律2026.04.24 法律が成立し、施行済み(2026.07.01)

    農林中金の会員組織に属する農林水産業者への融資などを、農林中金が必ず行う業務にする。地域の農林水産業に役立つ会社の議決権を10〜50%持つ出資は、一定の基準を満たせば、認可でなく事前の届け出でできるようにする

    農林中央金庫法の一部を改正する法律案

    以下は AI が原文から書いた解説。各項目を法律案の本文・提出理由と突き合わせ、裏付けが確かめられたものだけを並べている(確かめられなかったものは下にまとめて分けている)。正確な内容は原文で確かめてほしい。

    消える壁・増える義務
    • 農林中央金庫:会員の構成員たる農林水産業者向けの融資等を行う義務が生じる
    • 農林中央金庫:地域の農林水産業の発展に資する会社の10〜50%議決権保有で主務大臣の認可取得義務が一定基準適合時に消える(事前届出へ)
    • 農林中央金庫の外部理事:兼職・兼業の禁止が適用除外となり制限が一部消える
    新しくできること・しなければならないこと
    • 農林中央金庫が 一定基準に適合すれば、地域の農林水産業の発展に資する会社の10〜50%の議決権を事前届出で保有できる
    • 農林中央金庫が 会員組織の構成員(農林水産業者)への融資等を必須業務として実施しなければならない
    • 農林中央金庫が 外部の専門人材を理事に登用できる(外部理事は兼職・兼業規制の対象外)
    読み違えやすい点

    認可不要化は一定基準適合時の10〜50%議決権保有に限られ、全面的な出資自由化ではない。

    原文で確かめられなかった項目(AIの解説・未確認)8件

    AI が書いたが、法律案の本文・提出理由・審議の抜粋と突き合わせて裏付けを確かめられなかったもの。誤りの可能性があるので、事実として扱わず原文で確かめてほしい。

    • 誰が動くか:農林中央金庫
    • 誰が動くか:農林中央金庫の外部理事候補
    • 誰が動くか:地域の農林水産・食品関連会社(出資対象)
    • 誰が動くか:農林水産省(主務大臣等による監督・モニタリング)
    • 誰が動くか:会員組織の構成員である農林水産業者
    • 穴の形(需要):農林水産業者の規模拡大、物流・加工・輸出、担い手の規模拡大や事業多角化に伴う資金需要(地域計画に位置付けられた者を中心)
    • 穴の形(供給に要るもの):農林中央金庫の出融資、10〜50%議決権保有の事前届出制度、外部理事登用によるガバナンス強化
    • 穴の形(入りやすい既存):農林中央金庫
    業種ごとの影響(AI・要点からの一言)
    • 農林水産:農林中金の会員組織に属する農林水産業者への融資などが、農林中金の必ず行う業務になる
    審議の主なやりとり
    • 2026.04.09・衆議院農林水産委員会・鈴木憲和(農林水産大臣)・政府側
      農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農業経営の規模拡大や物流、加工、輸出等の取組の進展等により、農業分野の資金需要は拡大している状況にあります。 さらに、今後、地域計画に位置づけられた者を中心に地域の農地の受皿となる担い手の規模拡大や事業多角化等に伴う資金需要が一層拡大する見込みであります。 このような資金需要に的確に対応する必要があることから、農林中央金庫の農林水産業向けの資金供給を促進するため、本法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、農林中央金庫の目的及び業務の見直しであります。 農林中央金庫の目的を見直し、現行の農業協同組合等の協同組織に加え、その構成員である農林水産業者のために金融の円滑を図ることを追加することとしております。また、現在は農林中央金庫の任意業務とされている会員の構成員たる農… 会議録↗
    • 2026.04.21・参議院農林水産委員会・鈴木憲和(農林水産大臣)・政府側
      農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農業経営の規模拡大や物流、加工、輸出などの取組の進展などにより、農業分野の資金需要は拡大している状況にあります。 さらに、今後、地域計画に位置付けられた者を中心に地域の農地の受皿となる担い手の規模拡大や事業多角化などに伴う資金需要が一層拡大する見込みであります。 このような資金需要に的確に対応する必要があることから、農林中央金庫の農林水産業向けの資金供給を促進するため、本法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、農林中央金庫の目的及び業務の見直しであります。農林中央金庫の目的を見直し、現行の農業協同組合などの協同組織に加え、その構成員である農林水産業者のために金融の円滑を図ることを追加することとしております。また、現在は農林中央金庫の任意業務とされている会員の構成員… 会議録↗
    • 2026.04.23・参議院農林水産委員会・杉本純子
      参政党、杉本純子と申します。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 早速ですが、農林中央金庫法の一部を改正する法律案に関して、今回の改正には、これまでの内部出身者だけだった農林中金の理事について、兼業を禁止する規定を削除して、外部人材を招くことが目的として含まれていることと理解しております。また、その背景には、令和六年度に生じた約一・八兆円の赤字があると認識しています。今後の改善を図るために、兼職、兼任もできる外部理事を採用していくことで、より金融のプロを入れることとなり、専門性の高い見識を取り入れることによってリスクを回避し、最適な運用をとお考えだと思います。 そして、この今回の法案に関しましてはSNS等で様々な意見が飛び交っています。その多くが、農林中金の多額の資産が外資に奪われていくのではといった懸念の声です。そういった国民の声に対して、正確な情報をお伝えしていくことの重要性を踏まえて質問させていただきます。 … 会議録↗
    • 2026.04.23・参議院農林水産委員会・石垣のりこ
      続きまして、農林中央金庫法、農業近代化資金融通法の改正案について質問いたします。 まず、農林中央金庫法について伺います。 今回の法改正なんですが、農林中央金庫が一定条件下で企業への出資について許可不要、届出のみとする見直しが行われます。この理由及び政策的必要性についてお答えください。 会議録↗
    • 2026.04.23・参議院農林水産委員会・岩渕友
      私は、日本共産党を代表して、農業近代化資金融通法の一部改正案に賛成、農林中央金庫法の一部改正案には反対の立場から討論を行います。 農林中央金庫法改正案は、農林水産業への円滑な出資、融資を促進するためとして、目的及び業務の見直しで、構成員向けの融資等を必須業務化するとしています。本来、どんな事業に融資するかは農林中金が自ら決めることであり、全く必要のない改正です。 そもそも、農協系金融事業は、農民同士の助け合いによって必要な資金を相互に融通するという理念で始まったもので、組合員の協同を基礎とし、組合内での調達、運用が中心であり、農林中金は単協で発生した資金の過不足を調整する補完的役割を果たすものと位置付けられてきました。 しかしながら、際限のない輸入自由化と販売価格の低下、農家への支援切下げによって、農家、農村は疲弊し、生産基盤が弱体化してきた結果、現在の農林中金は、本来貸し出す先の農業者は減り続け、農業とは直接関係のないリスクマ… 会議録↗
    • 2026.04.24・参議院本会議・藤木眞也
      ただいま議題となりました両法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、農林中央金庫法の一部を改正する法律案は、農林中央金庫による農林水産業者への円滑な出資及び融資を促進するため、農林中央金庫が目的達成のために営むものとされている業務として会員組織の構成員への資金の貸付け等の追加、地域の農林水産業の発展に資する取組を行う会社への出資に係る認可手続の緩和等の措置を講じようとするものです。 次に、農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案は、農業分野の資金需要が拡大している状況に鑑み、長期かつ低利の資金の融通を円滑にするため、農業近代化資金について、貸付金合計額の最高限度額の引上げ等の措置を講じようとするものです。 委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、農林中央金庫のガバナンス強化に向けた外部理事登用の意義、農業関連向け出融資の強化、農業近代化資金の運用方針等について質疑が行われ… 会議録↗
    提出理由と施行期日(法案の原文から)

    提出理由:農林中央金庫による農林水産業者への円滑な出資及び融資を促進するため、農林中央金庫が目的達成のために営むものとされている業務として会員組織の構成員への資金の貸付け等の追加、地域の農林水産業の発展に資する取組を行う会社への出資に係る認可手続の緩和等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。 附則(施行期日):この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

    出典:第221回国会 閣法28・成立 2026-04-24・審議の抜粋↗ ・ 衆議院 議案情報 第221回(閣法28の経過・本文へ)↗